よんぱちタイムDX~自分の街を作る男の伝記。

とある九大生の日記

『主人公』みたいな楽しい人生を送るための『スキルや考え方』のメディアです。

ドラッカー :「間違った問題の解決ほど厄介なものはない」~~あなたの悩みをクリアにし、最短で問題を解決する能力を身に付けるための第一歩。

ドラッカーの言った名言


「間違った問題の解決ほど厄介なものはない」


これが、痛いほど分かる例を
一つご紹介します。


オチが一番最後にあるので、
オチを見逃さずに読んでみてください。


あなたはこの話を聞いて、



笑えるかな??

1.あなたのお父さん、もしかして・・


もし、ゴルフクラブが二つ以上ある
ご家庭に住んでいるのであれば、

あなたのお父さんは、
残念ながら、



もうゴルフが
うまくなることはないでしょう。



なぜなら、



問題解決能力が
もはや皆無だからです。





よくいる、
ゴルフのスコアが悪い
中年男性の典型パターン
をご紹介しておきます。


どういう人が多いかと言うと、

若いころには、
ゴルフがうまかったのに、
年を取ってから急に下手になって、
それからは下手なまま。

と言うような人です。



2.若かりし日のお父さん


ある日、
若き日のお父さんは、
いつものように
会社の同僚とゴルフに行きました。


f:id:yoshimuneko:20180920232441j:plain


前半はいつものようにうまくいき、
後半に入った時のことです。

それは例えば
15番ホールでした。


次の一打でピンそばにつけれれば、
パーを狙えるという絶好の場面。

周りの期待する視線と、
プレッシャーを感じながら
放った、第三打。


狙ったところよりも
惜しくも少し左に曲がり、

そして、



不幸なことに、
池ポチャしてしまいました。




「ああ~~~。」


同僚から漏れる
ため息と、ドンマイの声。


お父さんは
とても悔しかった。


そして、肩を落としている中、
上司から


「スイングがぶれたんだよ。」

「仕方がない。次行こう。」



それから普通にゴルフを楽しみ
その日は終えました。




3.悔しかったお父さん


しかし、
それから練習をしに
打ちっぱなしに来た時に

f:id:yoshimuneko:20180920232423j:plain




ふと思い出したんです。



『あの日のショット惜しかったな。』



人は、大事な場面での失敗など、

普段怒らないことが起こると、
非常に印象に残る生き物です。


お父さんは、
大事な場面でミスった
「池ポチャショット」が
強く印象に残っていたんです。



『あの時なんて言ってたっけ?先輩。』

『たしか、スイングがぶれているとか言っていたな。』



それ以来、
お父さんの中には、


「ブレないスイング」
という問題解決が生まれました。


そして、スマホを取り出し、
YouTube
「ブレないスイング」と検索します。


そして、お父さんは、
間違った問題解決の魔の手に
ハマっていくことになります。


f:id:yoshimuneko:20180920234729p:plain


例えば、
「ブレないスイング」というYouTube動画で
A、B、Cという三種類の動画を見つけます。


f:id:yoshimuneko:20180920234524p:plain


Aプロの動画では

「バックスイング開始から20cm~30cmはまっすぐに引いて、そこからクラブを上げる意識で」


Bプロの動画では

「スイング中は常にスイングプレーンを意識して」


Cプロの動画では

「背骨の軸を意識してスイング中はぶれないように」


と言っていました。


『おう。みんな言っていること違うな。』


結局、どれが正解なのかもわからず
何を意識すればいいのかもわからないまま



自己流でフォームを直し、
実践していきます




時には、
自分よりうまい先輩に
アドバイスをもらいに行き、

時には、YouTubeで調べて、
いいと思ったところを
取り入れていく。


お父さんはアドバイスを守ろうと
YouTubeや雑誌で必死に勉強をしました。


しかし、その結果、
スコアがどんどん悪くなっていき、

たくさんのアドバイスを意識した結果
素人にしてはうまかったはずの
お父さんのフォームは
完全に壊れてしまったのです。

4.クラブを次々買う”カモ”となり果てたお父さん


それからというもの、
おとうさんはもう、
若い時のように、

打ちっぱなしに行って、
スイングをして練習して~~


なんていうことは
しなくなりました。


なぜなら、
練習してもうまく成るどころか、


逆に下手になったから。


でも、
いいスコアは取りたいお父さんは
どうするのか?



クラブのせいにします。


『あ。このクラブが合わない。』

『お。新しいのが出たな。
 軽量グリップ?買ってみるか。』


そうしてお父さんは、
クラブ業界を潤すカモ
になるのでした。



5.あなたはこうはならないで。


さて、
皆さんも似たような
経験をしたことがあるんじゃないですか?



僕も、
もちろんあります。




例えば、
受験勉強。



英語の長文が読めずに、
ずっと、単語のせい。
単語のせい。

と言っていたのですが、

単語よりかは、
そもそもの英語の長文の
ルール(構成)を知らなかっただけだった。

とかです。


他にも、
サッカーで、

ボールが
うまく前に飛ばなかった時も
そうでした。



僕は足首が柔らかく、
普通の人よりだいたい
30度は曲がってしまいます。

伸ばしきったら、
180度を超えられるほど
やわらかいです。


なのに、



よく聞くアドバイス
「足首は伸ばせ」



を実践してしまい、

僕はボールを
ほぼ地面に垂直な面でとらえ、

キーパーにもかかわらず、
遠くに飛ばすことができなかった
経験があります。



のように、
今回僕が伝えたかったのは、

何か、成長をしたいときに、



間違った問題
を設定してしまって、



しかも、
それに解決策を出してしまって、



間違った問題
を解決しようとすると、



得てして、
成果が出なかったり、

また、
何が問題なんだろう?
と悩んでしまったり、

それでやる気がわかなくなったり、
そもそもやめてしまったり、



全く持って、
良いことが起こらない。



ということを
知ってもらいたかったんです。


この、
問題解決と言う分野は、
最終着地するところは
ものすごくシンプルなんですが、


僕らの常識という名の
偏見の積み重ねのせいで


ものすごく
奥が深い分野になっています。




大人になればなるほど、
年を取ればとるほど、

あなたの
問題解決能力を改善するのは
難しくなるとおもってください。




それを少しでも改善出来たら。
と思って、

僕のブログでも
何回もご紹介していきたい
テーマですので、

問題解決能力を
身に付けたいあなたは、



今すぐ読者登録や、
ブックマーク。
いいねや、
シェアをしてください!


分からなかったところなんかは、
あなたにとってのサイコーの
成長するチャンスなので、



それは

今すぐコメントに書いて
解決していきましょう!



6.お父さんの悲しきオチ

お父さんがゴルフがド下手になり、
クラブを買い替えるだけのカモ
になったきっかけ。



「池ポチャショット」
の本当の原因は、



たまたま
ショットを打った時に
体の向いていた方向がずれて、

打ちたい方向に
体の芯が向いていなくて、

少し左を向いていただけでした。

そのせいで
体が左を向いているから、
自然とショットも左を向いて、

池ポチャショットになっただけでした。


つまり、
おとうさんは



体の向いている方向に
まっすぐ飛ばす能力


はあったのに、



間違った問題設定と、
間違った問題解決のせいで、



ハチャメチャで、
どこに飛ぶかも分からないド下手なスイングを
手に入れることになったのでした。


チャンチャン♬



本当に
怖いですよね。